長瀞駅線路脇看板設置

3月5日深夜24時~(3月6日午前0時)秩父鉄道長瀞駅の線路脇看板の設置工事を行いました。線路脇作業は最終電車通過を待っての作業なので深夜になります。当日の日中は雨や風が吹きつける生憎の天気。しかし、1時間予報で作業時間から曇りになる予報を信じて作業決行の賭けをしました。長瀞へ行く途中も雨風が強くてとても心配しましたが賭けは成功。予報通り作業時間には雨も上がり、風も和らぎ作業ができるようになっていました。週間天気の雨予報でずっと胃の痛い思いをしていました。この時期は年度末もありまして工事予定で埋まっていますので、安易にずらすことができません。

予め柱にパネルを取り付けます。

看板を線路内に運んで位置決めします。位置決めしたら穴を掘ります。写真は穴を掘るところです。線路脇の地中には穴掘りに邪魔なガラモノは少なく割と掘りやすかったです。が、なぜか古い空き缶がいっぱい出てきました。ファンタやコーラなど、昔のデザインのもので、線路敷設時に一緒に入れちゃったのでしょうか?知るすべはありません。

穴の深さは600mm径は250-300程度。グランドラインから高さ1700mm(でっぱり除く)の看板です。写真は穴を掘り終えて看板を立てたところです。この段階で作業時間は1時間程度です。

穴にコンクリートを流し込んで看板を固定。柱についたコンクリートちょびれを丁寧にふき取っているところです。

作業の様子を踏切から離れて撮ってきました。線路脇の看板設置の作業はなんだかわくわくします。普段なら入れない線路を歩いたり、闇にポツンと光る赤信号を普段見られない角度から見られるからかもしれません。この時、深夜1時半くらい。3月頭にしては気温高めの7度ですが、だんだん寒く感じてきました。

午前2時。看板設置作業が終わりました。作業時間は2時間。当初の目論見通りで順調な作業でした。面板のメインデザインは博物館の方が行いました。当初は私もデザインしましたが、パーツ類は残ったという感じです。左上や左の矢印など、枠から飛び出た感じがいいですね。実際に飛び出ている部分とだまし絵的な飛び出し効果効いています。博物館の方の遊び心満載のポップな看板を、長瀞へ遊びに行かれた際には是非ご覧になってください。長瀞駅脇の踏切に立っています。私Sも一寸爪痕残せて記念になる看板でした。ありがとうございました。