桶川駅西口駅前掲示板修繕

桶川駅西口駅前掲示板修繕(完了)

桶川駅西口駅前掲示板の修繕を行いました。掲示板の巾は3メートルほどと、掲示板としては大きいサイズのものとなります。今回こちらの修繕は掲示面になります。塗装に関しては現状維持です。


修繕前

桶川駅西口駅前掲示板の修繕前写真です

こちらは修繕前の写真です。バックパネルの下端は腐ってボロボロになっています

修繕中(内部の撤去)

内側の構成要素を全て撤去した状態です。内部の錆が結構進んでいるものの、倒壊の恐れはなくまだまだ使える状態でしたので、こちらの筐体を利用して表示分を綺麗にしていきます

修繕中

桶川駅西口駅前掲示板修繕中の様子

内部の構成パーツを新しいものに取り替えていきます。バックボードは耐水べニアを施工し、こちらの場合は白色のクロスを貼りました。左右上下には隙間を綺麗に埋めるため、形状を合わせて加工し嵌めました。これでバックパネルと周囲の立ち上がり部分ができました。残るは正面の透明素材です。こちらはガラスではなく軽量かつガラスの200倍の強度を誇るポリカーボネートという素材を使用します。左の写真ではポリカーボネートの高さを現物に合わせて検討しています。その結果高さ951mmとなりました。横方向は3分割となります。

完成

桶川駅西口駅前掲示板修繕後です。

完成しました。内部の形状が特殊だったこと、想像以上に内部の腐敗が進んでいた事、再塗装がされていたことでサイズ感や水平垂直に関して若干歪みが出ていた事などで再構築に手間取りましたが、完成にこぎつける事が出来ました。見違える仕上がりになったと思います。掲示板は外側は丈夫ですが内部の特に木製バックパネル部分が腐ってボロボロになってしまいがちで、業者さんは基本本体ごと交換をおススメすると思います。しかし、丸ごと交換には多額の費用が掛かってしまうのも事実です。このように内部の傷んだところのみを交換する事で費用を抑え掲示板を長く使用できるやり方もありだと思います。掲示板の修繕をご検討の際には弊社にお問い合わせください。